交通安全講習会を開催しました!

先日、新潟北警察署の交通課の方をお招きし、交通安全講習会を実施しました。
私たちは日頃から「安全安心」な運転と配送を心がけており、実地訓練や危険予知情報の共有を通じて、メンバー全員で安全意識を高め合っています。その甲斐あって、2025年6月12日現在で<1,898日>の無事故記録を継続中です!

【講習会で学んだこと】

今回の講義では、高齢者による事故や、自転車・歩行者の一時不停止が多発しているという現状を教えていただきました。特に印象的だったのは、横断歩道での一時停止率についてです。

一時停止率の全国平均 53%

2023年には全国最下位だった新潟県(23.2%)、現在は全国29位(49.0%)と改善傾向ですが、まだまだ平均以下。
ちなみに全国1位は9年連続首位の長野県(87%)、子供の頃から横断歩道を渡らせてもらったらお礼(お辞儀)をするように教育されているそうです。
その当時の子供たちが運転するようになっているため、必然的に停止率が高いという良いサイクルが生まれているとのことでした。私たちも見習うべき点が多くありますね。

【“心の余裕”が事故を防ぐ】

最近問題視されている「あおり運転」なども含め、交通事故の多くは「心の余裕」の欠如が原因となることが多いと改めて感じました。時間にも距離にも余裕を持つことが何よりも大切です。
また、あおり運転をする側が危険で悪質なのは勿論ですが、「あおられる側」にも何かしらの原因がある場合があるとのこと

    • 制限速度より大幅に遅い走行
    • 高速道路で追い越しが終わった後も走行し続ける
    • ウィンカーを出すのが遅い、ださない
    • 車幅に余裕のない割り込み
    • フラフラと不安定な運転
    • ブレーキのタイミングが遅い・急ブレーキが多い

など、流れに乗れていない運転、周りが見えていない運転は、後続車をイライラさせている可能性があるとのことですので気を付けましょう。

皆さんは、「3秒/30メートル」ルールをご存知でしょうか?

  • 交差点での右左折時:曲がる位置の30メートル手前でウインカーを出し始める
  • 車線変更時:変更を開始する3秒前にウインカーを出し始める

ウインカーの点滅が3回から6回程度が約3秒に相当すると言われており、その行為が終わるまで継続する必要があります。当たり前のことではありますが、しっかりと周囲に意思をアピールすることの重要性を再認識しました。

【常に進化する道路交通法】

日本の道路交通法は、安全で円滑な交通を確保するため、時代の変化に合わせて継続的に改正されています。特に近年は、自転車や電動キックボードなどの新たなモビリティへの対応、高齢化社会への対応、そして自動運転などの技術革新への対応が主な改正点となっています。私たちドライバーも、常に最新の交通ルールを把握し、安全運転に努める義務があることを改めて学べた講習会でした。